アーメン・ソーメン・ヒヤソーメン~食にまつわるエトセトラ♯05~

お盆が終ると、少しずつ夏も終りに近づくのでしょうか?

とか、毎年思うがここからの残暑は意外と長い…


お盆にばあちゃんのところへ行くと、お昼はソーメンなんて事はかなりの高確率なんじゃないでしょうか?

久々に会う、従兄弟や叔父さん達とソーメンをすすった事を毎年のように思い出します。

というのも、私のばあちゃんだけだったのか、地域的な食文化だったのかわかりませんが、

ばあちゃんのソーメンは“めんつゆ”ではなく”生姜のきいた三杯酢“でした。

ソーメンなので、当然『ズズッ』とすすって食べるんですけど…
“酢”なんでむせるんですよね。。

勢い余ったら、鼻から出てくるんじゃないかと思うくらい、食卓囲んで皆でむせる。

毎度毎度の事なので、わかっちゃいるけど、相手はソーメン!
すすらずにはいられない。

『ズズッ…ボホッ!』『ズズッ…ゴホッ!』

むせる度に笑いも起こって、我が家の夏の風物詩だったなぁ。


蝉の鳴き声も、ニイニイゼミからツクツクボウシに変わると、夏の終りを感じて、ソーメンの味を毎年思い出します。

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